帝國博物学協会
下総國
生実陣屋
 所在地 千葉県千葉市中央区生実町
 交通機関 京成千原線 学園前駅下車 徒歩10分
 別  名 生実藩陣屋/森川藩陣屋
 略  歴 寛永4年(1627)年、森川出羽守重俊が生実藩一万石として与えられ、旧生実城内三曲輪跡に陣屋を構えたのが、生実陣屋のはじまりである。
重俊の父は堀場氏俊は家康に仕えて関東に入国した。重俊は氏俊の三男で、慶長2(1597)年十一歳の時に、二代将軍となる秀忠に近侍した。
このため、寛永9(1532)年、秀忠の逝去に殉死している。
その後、森川氏は11代238年間、生実に陣屋を構えて、明治維新を迎えた。
 現  況 生実陣屋は、生実神社西側にあったが、現在では東側の空掘を残して、遺構は完全に消滅している。
かろうじて北側に、陣屋内外を示す段差が残されているといった程度である。
陣屋の西側には、森川氏の菩提寺重俊院があり、森川藩藩主代々及び一族の墓がある。

生実陣屋案内板

東側空掘

東側空掘堀底

東側空掘堀底
より神社を望む

陣屋東北端
土塁

東側空掘堀底

北側より陣屋
東を望む

陣屋西端

陣屋北の段差

陣屋北の段差

生実陣屋西端

生実陣屋西下
より陣屋跡を望む
重俊院

重俊院境内

森川氏墓所

森川氏墓所
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